ロルフ博士の身体構造統合法(S.I. : Structural Integration)

からだのことをあまり知らない人に、そしてオーバーホールにも。

 からだのことをあまり知らない、ボディーワークは始めて、という人には、まず初めにロルフ博士の身体構造統合法がとても合っています。

姿勢の変化

 長年の癖や怪我で歪んだ「からだ」をリセットします。姿勢がとっても悪いと思っていて改善したい人には、最適です。比較的簡単で、基本的なことから分かりやすく学べます。腰痛、肩こり側湾、など身体的な問題を抱えている人にも、大きな改善が見込めます。からだの変化も比較的長続きして、定着させやすいです。

 もちろん、からだの事はよく知っているひとにも、基本に立ち返る意味から、そしてオーバーホールとしてとっても役立ちます。

進め方。

  • 基本のコースは10回。(初回のみのお試しもできます。各回1〜1時間半程度。)
     毎回違う意図のもとにワークします。ある決まった順序で、無理なく系統的に進めていきます。Somatic Education では、それを維持して育てて行けるように、簡単なエクササイズや、からだの使い方のコツを教えます。
    • 1〜3回目、表層のワーク。表層の筋膜にワークして、内側を動きやすくしたり、骨盤を立てる、直立するための取り組みの始まり。
    • 4〜7回目、深層と顔のワーク。内腿から骨盤底、お腹や背中とハムストリングといったコアにワーク。そして、頭をちょうどよく載せる。身体についての理解も深まり、より直立しやすくなる。顔は、溜まった緊張が取れ別人のように穏やかで若々しくなることが多い。
    • 8〜10回目、統合のワーク。軸と四肢のバランスをとったり、中心からの動きを導く。そして総まとめ。
    • 必要に応じて半年に一度3〜7回のポスト10シリーズのフォローアップや、その先には5回セットのアドバンスシリーズも有ります。
  • 毎回まず、全身を観察。どんな風に立ってるか、全体の中での部分部分の偏り歪み。歩き方、必要なら、問題を感じている動作などを見る。
  • たいていは、テーブル上に寝転がったところからワークが始まります。
  • マッサージの様でマッサージでない。(下着かセパレーツの水着姿)
    • まず、始め直接的に(手技によって)それまでに溜まった歪みを解消する。これだけでもかなり快適になります。
    • 筋肉や筋膜のコリをほぐしたり癒着を剥がしたりする事することから始めます。
    • 緊張が減り、同時に からだ が感じやすくなっていきます。
    • ある程度ニュートラル(偏りの少ない)な状態になるので、本来楽な姿勢が「楽」と感じられるようになります。
  • 同時に、直接からだに触れたり動かしたりしながら、からだの仕組みについて、具体的・体験的に理解を促します。そうすると、意外なほどに無理な動きが減って問題を起しにくくなります。
    • 具体的な構造の知識(簡単な骨格や筋肉)、
    • 全体的なつながり、
    • どんなふうに動くかを体得する。
  • 各回1〜1時間半程度。週に一回から二回が理想的。場合によってはもう少し間隔を空けることも可能です。ご相談ください。

学びと役立つこと。

  • 姿勢が劇的に変わります。
     姿勢が劇的に変わります。簡単な、からだの構造や動きが自然と理解できます。
  • はじめの一歩として、効果抜群。
     基本の10回コースから始めます。マッサージの様にも見えますが、内容は全然違います。各回およそ1〜1.5時間、長くて2時間程度。
  • 日常最もよく使う姿勢と動作、立つ・座る・歩くことを例に、より楽で効率的なからだの使い方を学べます。
  • からだの構造やしくみが、自然とわかって来ます。
     ワークの時にからだを動かしたり、押されたり、説明されたりしながら、これまで、知らなかったからだの構造やしくみが、自然とわかって来ます。わかればわかる程、からだが楽になり、そしていい姿勢、いいからだの使い方が身に付いて来ます。
  • からだ全体をより詳しく知り効果的に使うことを学べ、感受性をより高めることができるので、常に快適で問題も引き起こさない生活を定着させることに繋げられます。

その他のメリット。

  • 途中痛かったりもしますが、終わってみると思いのほかすっきりして、他では味わえない感じに気持ちよかったりします。おまけに背が高くなっていたり、ビックリするほど猫背が伸びていたり。脚がきれいな形になっていたり。7回目のときはビックリするぐらいいい顔になって、皮膚もきれいになっていることがほとんどです。
  • 自分で取り組み易い。
     座り方とか、ちょっとしたエクササイズも教えられるので、自分で取り組み易いです。それを続けると、良くなった姿かたちを維持しやすくて、上手く続ければ、より良くなっていきます。
  • 番外編
     番外編として、筋肉に閉じ込められていた感情や記憶が解放されて、古い記憶が蘇ったり、変な夢を見たりという事も時にあります。UCLAの研究(ハントスタディー)によると、オーラフィールドが大きくなり、チャクラも活性化するそうです。これをメインに捉える人もいます。

プロスポーツ選手や医師にも推薦されています。

  • Brian Orser, World Champion Figure Skater(フィギヤースケートワールドチャンピオン)(G.S.I.サイトからの引用
    “After my Structural Integration sessions it was great to experience total effortlessness and lightness, but at the same time feel compact and totally in control. I had increased energy, and skating took less effort. I found I had extra agility. My balance was better when doing turns on the ice.”
    (私はS.I.を受けたあと、全く力む事の無い楽で軽い、同時に無駄なく完璧にコントロールされた滑りを体験しました。 エネルギーが増えて、滑りに力がより要らなくなり、より敏捷になりました。氷上のターンの時にはバランスが良くなっていました。)
  • Tim Thackery, US National Taekwondo champion(U.S.AのG.S.I.から引用
    Structural Integration has given me a better presence than my competition. My posture has dramatically improved. My stance is firm. Not only has Structural Integration given me a mental advantage, it has increased my breathing capacity, improved my range of motion and I am more flexible. These are all qualities critical to becoming a winner in the Taekwondo sport.
    (S.I.(Structural Integration)のお陰で競争相手より、より良い存在感が得られた。姿勢は劇的に改善した。構えも強固で安定している。S.I.は精神的な強みを与えてくれたばかりか、呼吸の容量も増えたし、可動域も広がり、より柔軟にもなっている。テコンドーというスポーツにおいて、勝者になる為に、こういった質が決定的に重要だ。)
  • 小竹先生(30代整形外科医)から。

    まず初対面の時の会話で、寛先生の解剖的な知識がしっかりしていることに安心しました。
    民間療法の中には、近代的な医学と根本的な思想体系が異なることを 悪く言えば隠れ蓑にして、明らかに勉強不足な方や 実証性のなさそうな方法論をとる方がままありますが、(もちろん近代医学の多大な問題点や僕自身の不勉強を棚に上げての話です)
    寛先生とは当初から多少の用語の摺り合わせをするだけで、医者仲間で会話するようにスムーズに体にかんする情報交換が可能でした。
     これはご本人の能力や努力もありますが、 今まで受けてこられたSIをはじめとする教育体系と その後に多くの体と関わってきた経験量が、 質量ともに相当なものであったことをあらわしていると思います。
    まずはその点で、偉そうな言い方になりますが、信用できたというのが第一印象です。

     医者はいちおう体の専門家ですが、 実は、本格的に壊れた状態を何とかすることから発展した体系ですから、 体のよりよい使い方やより健康な体を作ることについては、 ほとんどなーんにもわかっていません。
    基本的に現代医学は体への侵襲が大きいものですから非常時用のものと考えるべきです。乱暴なたとえをするなら、ひったくりに軍隊を呼んで ミサイルで町ごと吹き飛ばされたら困るわけで、 日常の治安維持には交番や地域住民の取り組みが大切になる、というような話と似ています。
    具体的には、膝痛の場合整形外科医が最も力を発揮するのは 変形が進んで痛くて仕方ない高齢の方に、人工関節をする場合であり、 逆にそれほど関節の変形が進行していない40台ぐらいの女性が 時々膝の痛みがあるといってきたというようなときには 今後の進行を防げるような体の使い方が必要ですが、 医者にはその具体的な方法論がないわけです。 そういう半健康状態の方に有効な方法を探していくなかで寛先生のHPを見つけたわけです。

     また横道にそれましたので本題のワークに戻りますが、よいからだとよい動きを作るにはまず自分の体をしっかり把握しなければいけませんが、それが困難を極めることがこのワークでよくわかります。
     まず人は自分がどう立っているか分かっていません。結果として変な癖を常態化しており、それがワークの中で次々に暴かれ改善していきます。

     たとえば私の場合数回目のワークでいきなり目線の高さが変わりました。具体的には私は身長177センチですが、JR環状線で扉のガラスの前に立つと今までは普通に見えていた外の風景が目の高さがガラスの上端より上にきたために覗き込まないと見えなくなりました。もちろん数字上の身長はもともと精一杯伸ばした状態で計っているので変化ないはずですが、 実際の生活の中での背の高さが5センチ程度は変わったと思われます。
     同様に左右の偏りを動かした?回では、帰りの車の運転でいつもと頭の位置が違い対向車とすれ違うのにえらく苦労したりもしました。

     10回のワークを終えたころ冬になりスキーにいくようになりましたが 例年シーズンはじめは技術も体もできておらず、すぐに太ももがパンパンになり息もあがって 100m滑っては休憩という体たらくでした。それが今シーズンは、初日に約5キロある野沢温泉のスカイラインコースを1ストップで降りてきてしまいました。 技術も道具も去年のままですから体が変わったと考えるべきでしょう。
     ほかにもいろんなことがありましたが、今回はこのあたりまでにして 私自身さらに体探求に進みたいと思います。

 もっと読みたい人は、以前のページ、ロルフ博士の身体構造統合法(S.I.)も面白いかもしれません。他にもロルフメソッドや、ロルファーのサイトも参考になるかもです。しっかり行間まで読んで本質を見極めるのも一興と思います。
 ロルフ博士は「S.I.は治療ではない、教育だ。」と言っていましたが、Somatic Education の特徴もそこにあります。「耳は忘れ、目は移ろい、行えば悟る」です。ともかく、お試しください。