ロルフ博士の身体構造統合法(Structural Integration) はからだの構造を統合 します。
もと から キレイ に 元気 に 強く なるために、 からだ をとおして とりくみ ましょ。
Body Work しましょう。
どんな変化が起こるでしょう。写真は10回の BASICシリーズの前後のものです。左側の印象は? 重い、疲れた、無気力、猫背、大脚、等々。というのが多いのでは。では、10回のS.I.基本セッション後の右はどうでしょう。軽い、元気、イキイキ、堂々、真すぐ、前向き、すらりとした、キレイ、等々。体そのものと、そこから伺われる人柄が好ましいものに大きく変化しています。
S.I. は Structural Integration の略で、Structure は構造、Integration は統合という意味です。
"Somatic Education"でのワークの特徴をあえて一言で言うなら、『より教育的なワーク』と言えると思います。Dr. Rolf はかつて、あるインタビューに答えて開口一番、『まず始めに、それ(S.I.)は治療ではありません。私たちは、それ(S.I.)を、教育として提供しようとしています。』というようなことを言っていました。そういう意味で、僕のワークはよりDr. Rolf オリジナルのそれに近いものだと思います。
どのようなワークでも、施術者の持ち味や経験に依ってワークの方向性や効果が変わります。
『施術者は自分の居るところまでしか、クライアントを連れて来る事が出来ない。』とも言われます。
では、僕の持ち味や特徴は何かと云うと、それは Somatic Education と分類される三つの代表的なワークを単に学んだだけでなく、教師又は施術者となるべくトレーニングを受けた事から来ます。S.I. (Structural Integration)、フェルデンクライス メソッド、 アレキサンダー テクニークはそれぞれ一見非常に違ったもののように見えますが、同じ人間を扱うからには、原理的に共通しています。それぞれ補い合うことで、より効率よく強力にクライアントをサポート出来るのです。
より効果的に働きかけようとすれば、構造的な知識と、からだの動きや機能、気づきをいかに高めて行くかが求められます。筋膜や筋肉、骨といった個々のからだの部分を、より良く整えるだけでは足りません。それを全体としてどう使ったらいいのか、それを生活や活動にどうつなげて行くかが大切になります。そこにS.I. だけでなくフェルデンクライス メソッド、 アレキサンダー テクニークで学んで来た事が大いに役立っています。
自分自身を高める為にいろいろ取り組んで来た事は、皆役に立っているようです。取り立てていえばプロセスワークからは、自分自身と、クライアントと、出来事そのものを信頼する事を学んでいます。
ブラジルのサッカーナショナルチームの選手のほとんどがS.I.を受けているそうで、ケガをしにくくなったり、ケガからの回復が速くなっていると云う事です。ブラジルでは超有名なトレーナーが勧めています。
あるクライアントにメールでこう言われました。(一部抜粋)
『私がS.Iを受けてありがたかったのは、体が楽になるのもあるけど一番うれしかったのは「息がたくさんすえる事」でした。息がたくさん吸えたら私は明るくなれました。感じ方も肯定的になれたし前向きにもなれました。これってすごい事だと思いませんか?』
基本のコースは10回から成り、ある決まった順序で、無理なく系統的に進めていきます。
まず、全身を見た後、テーブル上に移ったクライアントとワークを始めます。
一見マッサージのようにも見えるのですが、指や拳などを使って、筋膜の癒着をはがしたり、緩めたり、ほぐして伸ばしたりと、直接触れてワークします。からだ全体の繋がり、関係を踏まえた上で、ばらばらだったところを整えていきます。
(クライアントの服装は、下着かセパレートの水着など。詳しくはお問い合わせ下さい。)
クライアントもワークに参加します。施術者の求めに応じて、呼吸したり、特別な小さな動きをします。身体の構造や、動きに関する知識も随時提供されます。
基本の 10回コースを終了したかたには、しばらく続く変化が安定するのを待った後(数カ月から半年位)、3〜7回のポスト10セッションか、チューンアップ(調整)セッション をお勧めします。それを何度か受けた後、さらに上を希望される方には5回のアドバーンスコース をお勧めします。
自分自身の中に 眠っている ちから を 目覚めさせたい人。
スポーツ選手、ダンサー 、ミュージシャン 等、パフォーマンスを上げたい人。
美しい身体、姿勢、動きに 興味のある人。
頭痛、肩こり 、腰痛、むち打ち等 で悩んでいる人。そして、それを 根本から解決 したい人。
いきが深く入らないとか、浅くて悩んでいる人。
からだ、こころ、気づき、に興味のある人。
幸せ になりたいとか、自分自身を捜している人にも。
生化学博士の Dr. Rolf は、オステオパシー、カイロ、タントラヨーガ、アレキサンダー テクニーク 等を学び、1940年代に慢性の障害を持つ人たちにワークし始めました。そのワークは、Structural Integuration (ストラクチャラル・インテグレーション) と名づけられましたが、後に、ロルフィング とも呼ばれています。Dr. Rolf のワークは、G.S.I.(Guild for Structural Integuration) 等で教えられ、研究されています。
'84年大阪大学工学部卒業、9年間のサラリーマン生活の後、信州の山奥での S.I. (ストラクチャラル・インテグレーション)の トレーニングを受ける。'94年渡米して G.S.I. で、 S.I. についてより深く学ぶ。大阪在住。
◎これ迄に受けた主なトレーニング
この他、S.I.の 6 dayworkshop や Feldenkrais Method の Advanced Training などなど、
上記以外に影響を受けたワーク等
クレニオ、コンティニュアム、野口体操、野口整体、Authentic Movement、プロセスワーク、 CAP, etc.。
からだの構造だけでなく、機能や働き、気づき、自身の使い方に付いての深い理解と経験が、ワークをより効果的にしている。
他に、アレキサンダー テクニーク、フェルデンクライス メソッド も教える。
詳しくは、"Somatic Education"のページの自己紹介・略歴へ。
Somatic Education のページの、『レッスンまたはセッションを受けるには』をご覧下さい。
03.6.15-20まで、有名なロルフィングの先生「フベア・ゴダード」のS.I.施術者の為のワークショップの通訳お手伝いに行ってきました。すごく勉強に成りました。構造だけでなく、動きや、知覚、心理的な面まで扱う事で、ワークがより効果的で、永続的になると言う事です。僕が漠然と思っていた事を明確に示してくれました。より有効なものにする為には、S.I. にも フェルデンや、アレキサンダー で教えている要素が当然入って来ます。それから、フベア先生にとっては、S.I.もロルフィングも変わりはない、出身校等どうでも良いと言う事でした。
有志の集まりがあれば、出張で S.I.の施術やフェルデン、アレキサンダーの個人レッスンやワークショップが出来ます。お問い合わせ下さい。
アドバンス の5回シリーズも受け付けてます。詳細はお問い合わせ下さい。