西岡寛のプロフィール

with my baby
  • 1961年生まれ。丑年、魚座。
  • 呼び名:かん(寛)さん、または、寛先生。 兵庫県西宮市在住。
  • 好きな言葉:『やってみなはれ』(サントリー創業者:鳥井信治郎、西堀 栄三郎:化学者・第一次南極越冬隊隊長)、『人は楽しむために生まれてくる。(ガユーナ・セアロ)』『私が言ったというただそれだけの理由で、私の言葉を信じてはいけません。(仏陀)』『A little bit of nothing.(Marjorie Barstow)』『動きこそが命(Moshé Feldenkrais)』『いまここ』『先ず隗より始めよ』
  • ボディーワークの三冠王(三種の神器?):からだの構造統合法(S.I. : Rolf method of Structural Integration)(1993,95,2002)、フェルデン(Feldenkrais Method)(2000)、アレクサンダー(Alexander Technique)(1997)。(修了年度)

自己紹介

西岡寛@workshop with bruce

 長髪で髭もじゃ。オームの時にはとても迷惑を被ったが、それぐらいの事では止められない。自分でも「何で髭伸ばしてんねんやろう?」と疑問に思う事有り。先に「変わってる」と、思われてしまえば、「普通の人」を演じなくても良いからかと、2002年暮れに思い付いたが、どうだろう? 翌年、Dr.啓子の講演会を聴きにいった時、聖者アガスティアに似ていると言われた。長髪も髭も意味が有るのだとも言ってもらってなんか嬉しかった。

 気づかぬ間にたくさん学んできた様に思う。とても関連のあるこの三つのワークを、ある程度学んだ事の有る人はいるけれども、しっかり三つともトレーニングを受けてしかも教えてるのは日本ではたぶん僕だけ。かなりユニーク。ほかのワークを批判する先生は多いけど、お陰で、それぞれのワークの得失をよく理解できたと思う。打たれ強くもなった。

 それぞれの違いを通して、それぞれをより深く理解できたと思う。これこそ、フェルデンクライスの学び方だ。そして、もちろん三つ寄れば「文殊の知恵」だ。

 長年の腰痛や、肩の問題(2012年ごろ子供と遊んでいて、滑り台で肩をひどく痛めてしまった。どんどん悪くなって腕が上がらなくなった。)を世間の常識などに惑わされながら、他者の助けも借りながら、でも結局 Somatic Education のお陰で克服する事が出来た。その経験からも、同じ様な問題で苦しんでいる人の役に立ちたいと強く思う。根本的な解決を目指すなら、何より役に立てると思える。

 人前で話をするのが大の苦手で、すぐに膝はガクガク冷や汗タラタラだった。それが今では別人の様に人前で話をして割とリラックスしている、快感さえ感じ始めているようだ。癖になりそう。Somatic Education で学んだ学び方を密かに応用して取り組んだ成果だ。


 「特別」な事より、「あたりまえ」な事が大事。

 昔は、サイキックとか超能力がとっても好きだったけど、今はどちらかと言うと、「人事を尽くして天命を待つ」が好き。そして、「あたりまえ」な感情や感覚を大切にするのが、幸せへの近道だと感じている。

雑 感

 このサイト作成の仕上げの段階で『何の為に Somatic Education をしてるのか?』、『かんさんの中で Somatic Education の意義は何か?』と問われて、初めにぱっと口をついて出たのは、意外な事に『差別やいじめのない社会を作る貢献がしたい。』という答えだった。Somatic Education とは一見関係ないようにも見えてしまうが、実は大いに関係がある。

 というのは、『差別やいじめのない社会を作る』のに何が必要かと云うと、まず、一人一人が、自立することが必要なのだ。Somatic Education で培おうとしている、自分自身の感覚をよりどころにして、自分自身で考えて、選んで行動することが大事なのだ。自分自身が何を感じているかよく分ったなら、相手の感じている事も想像出来るだろう。自分で考えて行動するなら、付和雷同的に人をいじめたりしなくなるだろう。

 そんな思いが僕の奥の方にあることに改めて気づいて少し驚いた。

略 歴

 '84年大阪大学工学部卒業、9年間電鉄会社で技術者としてサラリーマン生活。

 まず、S.I.(ロルフィング) の10回のシリーズを受ける。そのあと、アレキサンダーテクニークのレッスンを受けはじめる。

 '92年、会社を辞めて、信州の山奥で シン・インテグレーション( 簡単に言ってしまうと古いタイプのS.I.(ロルフィング)とクレニオとメタフィジックス)のトレーニングを受け始めた。

 人生の大転換。やっと自分の人生を歩き始めたよう。ここから、本格的にボディーワークと呼ばれるものを学び始めた。

 山から帰って、京都でアレキサンダーテクニークのトレーニングに入った。途中、2年目、もっとしっかり S.I.(Dr. Ida P. Rolf method of Structural Integration) を学ぶために、アメリカはボールダーの GSI で学び直した。3年目には東京で フェルデンクライスメソッド の教師養成コースが始まったが、知り合いの『学び方が学べるのよ。』の一言になぜか引かれて、これにも参加してしまった。もう、慢性の生徒( Chronic Student ) 状態。

 これまで、学んできた先生の多くのは、ほかのワークに対して批判的で、新しい事を学ぶ度に、それまで学んできた事を批判された。お陰で、僕は、批判されたそれぞれのワークの中からも批判に耐えるだけの良さを探し出したり、その違いから多くを学ぶ事をしてきた。それぞれに得失が有ることを知っているからこそ、どれも捨てがたい。できるだけメリットが多く表れて、デメリットの出ないようにして、今も三つとも教えている。

 クラスに行って先生から教えてもらうと云う事は減っていくと思うけれど、これからも学び続けたい。まわりの全ての人や体験そのものが先生になっていくだろう。

これ迄に受けた主なトレーニング

アレキサンダーのイベントで
  • ’92〜’93年 シン・インテグレーションのトレーニング (長野)、修了。
  • ’93〜’97年  アレキサンダー テクニークの教師養成コース (京都)、修了。
  • ’95年 G.S.I. の ロルフ博士の身体構造統合法 (S.I. : Structural Integration) の Basic Training(U.S.A.)、修了。
  • ’96〜’00年  フェルデンクライス メソッド の教師養成コース(東京)、修了。
  • ’02年  G.S.I. の ロルフ博士の身体構造統合法 (S.I. ) の Advanced Training(U.S.A.)、修了。
  • ’05年10月ルーシー・アロンさんによる Bones for Lifeの指導者養成コース修了。
  • この他、S.I. の 6 dayworkshop や Feldenkrais Method の Advanced Training などなど、

 上記以外に影響を受けたワーク等。 クレニオ、コンティニュアム、野口体操、野口整体、Authentic Movement、CAP、プロセスワーク、アートワーク、etc.。

 からだの構造統合法(Dr. Ida P. Rolf method of Structural Integration)、アレキサンダー テクニーク、フェルデンクライス メソッドのトレーニングを3つとも修めたのは日本でたぶんただ一人。友達のロルファーに、『ニューエイジボディーワークの三冠王』と呼ばれて初め戸惑ったが、ちょっと嬉しい感じ。


 からだの構造だけでなく、機能や働き、気づき、自身の使い方に付いての深い理解と経験が、ワークをより効果的にしている。